40代からの趣味

40代のおすすめ本!幸せ・成功の姿を考えた「賢者の書」

今までの人生においてどのような仕事をしたいのか?どのような職種に関わりたいのか?を考える機会は多かった。今回読んで勉強になった本「賢者の書」(喜多川 泰)ではどんな人間になりたいか?を考えるきっかけを与えてくれる良い本だった。

まずは「これになれたら幸せ、これが出来たら成功」という仕事は存在しない。成功や幸せは仕事ではなく、人についてくるものだと気付かされた。確かに昔の人は職業を自由に選ぶことは出来ない。生まれたときから職業(武士・農民等)は決まっており仕事を選択することや、なりたい仕事に就くために努力をするという事も出来なかった。

その時代の人たちは何を目標とし、何を目指して過ごしていたのか?

考えたこともなかったが非常に興味ある内容だった。どのような人物になるか?もっと言えばどのような武士になるか?進むべき武士道とは?

理想とする人間像を追求し、進むべき道を導き、何をするべきかを自ずと判断すること。目標に向かって日々努力すること。素晴らしい人でありながら、努力をする限り成功が約束される。

今は自由に職種が選べる為、目標の職業に就くことを目標としている人も少なくないはずだ。実際にそこにたどり着いた時に成功を感じることは無い。追い求めるべき人物像を描いて進む事が大切だ。この考えは今の自分に非常に響く内容だった。

そして「時間を投資すること」だ。自らの人生で貴重な財産は時間という考え方。時間の投資は自分のお金・資産に関係なく、すべての人が平等に始めることが出来る財産であること。自分のビジョンを定め、時間を投資する事を欠かさない人でありたいと考えるようになった。

同じ仕事に費やす時間でも労働力をお金に変えてしまう考えは投資ではない、例えば一日8時間を超える時間の労働は、「お金のために働くのをやめる」という意識を持つことで自然と何のために働くのか?を考えるいう事。

実はその労働時間は、お金の為に働く以上に価値があるものに変わって行く。それは人望や信頼、人脈・技術・知識もあるし同僚からの妬みになるかもしれない。称賛となるか無駄と言われるかもしれない。得るものは自分が欲しかったものと異なるかもしれない。

時間の投資の結果は自分のビジョンが完成する時になってわかるものであり、どこで何に役に立ったのか?わからないものである。それが時間の投資により得ることが出来るもの。

人はいつでも変われるという言葉を最初は信じていなかったが、この本を読んで実際に意識や行動が変わった。こんな本にまた出会いたいものです。