私は若い頃からお酒を飲むことが好きでビールに始まり、焼酎を好んで飲むことが多かったのですが、毎日好きなだけ酒を飲む生活を続けていたので、肝臓の数値(γ‐GDP)がいつも既定値を大幅に超えていました。
健康診断の二次検診ではエコー検査で要観察と判断されることが多かったのですが、40歳を過ぎると肝臓に脂肪がついているので本格的な生活改善を進められました。
まずは食事制限による体重の減量から始め、野菜を多く食べて全体的な食事量の調整をしておりましたが、結局お酒は減らすことは出来なかったので、栄養不足による体重減量と飲酒により不健康な生活は変えられませんでした。
この頃は体重は72kg→65kgまで痩せることは出来ましたが、今考えれば不健康の極まりない生活です。痩せた体を鏡で見ても腹回りの脂肪が残り、締まりがない体だったのを覚えてます。
減量を始めて半年を経過した頃、思い切ってスポーツジムに入会しました。目的は高齢になった時に足腰を弱らせないために、トレッドミル・エリプティカル・エアーバイクで有酸素運動による足腰を鍛えるつもりでしたが、置いてある筋トレマシンを試しに使ったところ、筋トレの楽しさに魅せられました。
腹筋のマシンを最初は使っていましたが、腕の筋トレを試したところ、筋トレ後のパンパンに張った腕や、翌日の筋肉痛、朝までぐっすり眠れる疲れ具合が徐々に快感になってくるので週末だけのトレーニングは自然と週4まで回数が増えました。(65kg→59kgまで痩せた)
筋トレ動画を見るようになって、お酒と筋肥大(筋肉を大きくする事)が相性が悪いことを知りお酒を控えるようになりました。筋トレ後にお酒を飲むと筋肥大効果は半分くらいになるそうです。筋肉を大きくしたい気持ちが強くなったので、PFCバランスを考えた食事でたくさん食べる様になりました。
毎日飲んでいたお酒を控えると最初は苦痛でしたが、3週間の禁酒に成功した頃からお酒が飲みたい欲求そのものを感じることが減り、我慢しなくても酒を飲まない生活が馴染んできました。おそらく私も軽い依存症だったでしょう。3ケ月間の禁酒後には飲みたいという感情が全く湧いてきませんでした。
筋トレを楽しんでお酒を飲まない生活で健康診断の数値結果も正常になり、規則正しい毎日が当たり前になりましたが、お酒を全く飲まないのも人生を楽しむためにはもったいないと考えるようになり、筋トレがオフの日は少量のお酒を飲む事にしました。日々を最大限に楽しむように、人生を楽しみたいと考えるようになりました。
しかし、久しぶに飲み始めたお酒は美味しいと思えなかったのです。レモン酎ハイを飲んだりしましたが、炭酸水で更に割って飲んだり、酒を飲む楽しさがわからない体になってました。
そこで興味を持ったのがアルコール度数の高いウィスキーです。ウィスキーも様々な種類があり価格も全く異なります。また、飲み方もストレート・ロック・ハイボールで味わい方が異なるところに興味を惹かれました。
今は週2日、ウィスキーを飲んでほろ酔いを味わう事が楽しみにもなってます。まだ飲んだ種類は少ないのですがどれも個性的な味わいで飲むたびに酒が美味いと感じるようになりました。手の届く価格帯で私のおすすめウイスキー「メーカーズマーク」と「デュワーズ ウイスキー(ホワイトラベル)」です。
ウィスキーを定期的に飲むようになって、人生が更に楽しいと感じるようになりました。健康的にお酒と付き合っていく事が出来るようになったからでしょう。是非ウィスキーに興味のある人は飲んでもらいたいです。
住宅建築のアドバイスや40代になって自身の変化、趣味・挑戦について記事にしてます。一級建築士/一級建築施工管理技士/宅建士