最近、本を読む事が多くなった。それまでは動画で学ぶことが多かったが視聴時間は減ったと思う。Kindleで本を読むことも一時的にあったが、紙の本が一番読みやすく頭に残る。そして本や作者への愛着が持つことが出来る。
ブックオフでお気に入りの作者の本を見つけた時や、思っていた価格よりも安く購入出来た時の満足感が素晴らしい。中古市場だから味わえる楽しみだと思うし、読み終わったら売れば場所にも困らないし経済的だと思う。
文庫本や自己啓発本、PCスキルのジャンルを読む事が多い。月に最低2冊は読むように心がけている。最近、読んで勉強になったのは財務諸表・決算書の読み方に関わる本「世界一楽しい決算書の読み方」だった。
本の中では実在する有名企業の決算書をグラフ化しており、クイズ方式でグラフ内容と各企業のビジネスモデルを照らし合わせていくのが楽しい。記憶に残りやすく決算書の見方や専門用語のついて学ぶことが出来る。
決算書って理解出来なくても仕事できるし生活も出来るけど、読めると人生の幅が広がって視野が広くなる気がした。軽い気持ちで読み始めたけど結構面白い。私のような技術系の中間管理職の人でも是非おすすめしたい。
20代〜30代の頃は資格勉強で時間を費やしてので、40代になって落ち着いてからは自ら学ぶ事をしていなかった。この本を読んで人生を楽しむには勉強を続ける事が大切だと改めて思い直した。良い本に出会える事ばかりではないけど、出会えた時の楽しみは年を重ねてからの方が喜びを感じると思う。
少し話は変わるが若い頃は人生がいつまでも続く気持ちが強かった。今は人生は有限であることを意識している。自分が人生を楽しむには無理をせず自分の心に響くことを素直に挑戦する気持ちを忘れないようにしている。
体を鍛え、心を鍛え、頭を鍛え、しっかりと休養をとる事で日々を充実して過ごす事が出来るとこの年になって気がついた。朝目覚めた時に今日を大切に生きようとする思いだけあれば、仕事の充実感・何気ない家族との時間を毎日味わうことが出来る。「世界一楽しい決算書の読み方」は、仕事をより楽しくする為にも良い本だった。今まで深く理解できていなかった事が解決するスッキリ出来る本。
私にとって人生を楽しむツールとして大事な本となりました。
住宅建築のアドバイスや40代になって自身の変化、趣味・挑戦について記事にしてます。一級建築士/一級建築施工管理技士/宅建士