40代からの趣味

40代からのおすすめ本!仕事と向き合える本!心を鍛える「上京物語」

「幸せの基準は自分自身で決める」という言葉が印象的な本だった。

40歳を超えて本を読む機会が増えた。スマホの画面は目が疲れるし情報量が多いので心も疲れてくる気がした。あえて中古の安くなった本を探して読むようにしている。出費も抑えるし事ができるし読み終わったら売れば良い。場所も取らないし経済的。過去に話題になった本など読みたい本は山のようにあるから時間が足りないくらいだ。

私は通勤時間に読む事が多い。以前は通勤時間は無駄な時間という考えでスマホを見るか、寝るかして過ごすことが多かったが、通勤時間も意識を変えれば大切な時間になるという事に考えを改めてから毎日学びの時間として活用している。新しいことを学ぶ時間は楽しいし、人生を豊かにしてくれる。一日一日を悔いなく精一杯生きることに集中して過ごすことに意識を持つようにしている。

「他人と比べなくても、昨日の自分より一歩でも前進するとき、人は幸せを感じる」言葉に共感した。他人と比べると切りが無い。「自分はどうやって日々を過ごすか?」に意識を集中すれば日々の行動が変わる。自分の行動・考えがを学べば、日々の満足感が高まり自ずと幸せを感じることが出来る。

以前はクタクタになった帰宅後の私の口癖は「疲れた」であったが、今は「今日も一日頑張った」に変わっている。これは意識的に変えた事もあるがその日を惜しみなく力を出し切って頑張ったという思いが自ずと言動も変えたと思っている。

40代になった私は仕事への意識が少しずつ変化していた。若い頃の様に仕事にがむしゃらに向き合う事が少なくなっていた。会社での立場や仕事の環境が落ち着いたことで、仕事とプライベートの両立が出来る様になっていた。ワーク・ライフ・バランスは安定した生活を送るために必要だと今も思っているし、自分自身も望んでいたことだ。

しかし、このバランスが上手く整えば整うほど仕事への意識・面白みが薄れるようになり、どこか仕事が他人事のような感覚になっていたと思う。生活の収入源を得るための活動でありそれ以上の時間をあえて費やすことは合理的ではないと考える事に納得もしていた。

望んでいた環境と物足りなさからモヤモヤを感じる中、読んだのが「上京物語」(作家:喜多川 泰)という本だった。

やる気をあおる自己啓発本ではなく、人生の本質と向き合う事が出来る本だった。お金とは?価値観とは?お金以外の自分の財産とは?心を鍛えるとは?これの本を読むことがきっかけで自分の行動を大きく変えることが出来た。

同じようなモヤモヤを感じた事がある人は是非読んでいただきたい本です。

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ヨロズヤ yorozuya
住宅建築のアドバイスや40代になって自身の変化、趣味・挑戦について記事にしてます。一級建築士/一級建築施工管理技士/宅建士