『結婚できない男』というドラマをご存知でしょうか?主役が建築家とうコンセプトのドラマですが、キッチンを主体にした建築にこだわっていて、周りの人とよくケンカになるシーンを覚えております。(面白かったですね)
さて、住宅建築の主役とも言えるシステムキッチンですが、建築のプランニングとは別のフィールドでキッチンメーカーによる製品機能も進化が進んでおります。
システムキッチンは常に進化しており、10年前と比べて新しい機能がドンドン追加されております。今回は私がオススメするキッチンの機能をご紹介したいと思います。
関連記事:失敗しない家造り《システムキッチン編》
キッチンのお掃除機能について
システムキッチンの機能とは、お手入れが簡単に出来る掃除機能や、長期使っても壊れにくい素材を扱った耐久性、決められたスペースの中に多くの物が収まる収納力等がよく比較されます。
今回はお手入が大変な意見が多いレンジフード(キッチン換気扇)のお掃除機能を見てみましょう
お手入れ簡単『お掃除機能』について
システムキッチンの常識を覆した便利機能といえば、自動お掃除レンジフードではないでしょうか?レンジフードのお掃除はキッチンの中で一番お手入れが懸念される部分で、専門業者にレンジフード(換気扇)の掃除を委託する人も多いと聞きます。
レンジフードにはコンロで調理した油が付着する為、長期間お手入れをしない場合は油でベタつき、衛生的にも良くありません。油が垂れてくることもあります。
今までレンジフードのお手入れ方法は順番にパーツを外して掃除するのが主流でした。復旧する時も順番通りにしなければいけません。覚えるまで苦労しますよね。
そういったお悩み解決アイテムがあるんです。クリナップの製品で『洗エールレンジフード』と呼ばれるレンジフード(換気扇)です。ボタン一つで油汚れを掃除してくれるすぐれものです。
クリナップ『洗エールレンジフード』とは
レンジフードの給湯トレイにぬるま湯をセットしてボタンを押すだけで、ファンの油汚れを自動洗浄します。洗浄後は汚れた排水トレイか捨てるだけ。簡単なお手入れ機能です。
画像出典:クリナップ
ボタン一つで自動洗浄してくれる優れもの。お掃除の時間も短縮できるし、なにより清潔に保つことが出来るのでぜひ検討してほしい製品です。
他にも、LIXILやPanasonicで方式は異なりますが、お手入れレンジフード(換気扇)が販売されてます。
Panasonic『ほっとくリーンフード』とは
レンジフードの運転終了後に高速回転することで付着した油汚れを吹き飛ばす機能です。
画像出典:Panasonic
クリナップ『洗エールレンジフード』の自動洗浄とは少し異なりますが、ファンに油の付着が着かないように清掃する機能がついている為、定期的に油を受けるプレートを清掃すれば良いという優れものです。簡単に脱着出来るので思ったより清掃は簡単です。
LIXIL『よごれんフード』とは
Panasonicの『ほっとくリーンフード』と仕組みは同じです。吹き飛ばす事でファンの汚れを防ぎます。吹き飛ばした油汚れも簡単に掃除できる工夫がされております。
LIXILとPanasonicのレンジフードは名称が異なりますが機能は一緒です。簡単なお手入れで清潔に保つことが出来る製品です。
これらのレンジフードを使えばお掃除の頻度も手間も省けるので助かりますよね。特に共働きの家庭が増えた現代の生活スタイルでは重宝します。
いかがでしたか?家事や掃除に費やす時間を減らすことが出来れば、趣味や自分の好きな事の時間が増えますよね。キッチンを選ぶ時はデザインや使い勝手だけでなくお手入れ機能も重要視して見ましょう。
関連記事:新築住宅の建築計画!開放感のある吹き抜け・リビング階段は要注意!
住宅建築のアドバイスや40代になって自身の変化、趣味・挑戦について記事にしてます。一級建築士/一級建築施工管理技士/宅建士