家のスイッチやコンセントを思い浮かべてください。。。
多くの人が同じような形状をイメージするのではないでしょうか?実はスイッチやコンセントも種類が豊富で知っていれば便利な家造りが可能なのです。
・コンセントの数が足りなかった
・スイッチ・コンセントの場所が悪かった(使い勝手が悪かった)
スイッチ・コンセントの足りない・場所が悪いについては電気図面の打ち合わせ時に、生活スタイルや家具のレイアウトがしっかり出来ていればある程度は防げます。製品の種類に対する知識が豊富であれば選択肢の幅が広がります。今回はスイッチについてピックアップしてみました。
新築時に使いたい『スイッチ』
私達の生活ではスイッチをON・OFFにする動作が当たり前になっている為、日常の生活シーンを想像しながらスイッチの種類を選ぶという事はあまりしません。
今回紹介するスイッチは『知っていると便利』というものに絞って紹介したいと思います。
玄関で使いたい『かってにスイッチ』
仕事が終わって家についた時、カバンを持ったまま玄関のドアを開けるシーンを目に浮かべてください。日常の玄関は誰もいないので電気を消している事が多いと思います。
Panasonic製『かってにスイッチ』はセンサーが埋め込まれたスイッチで玄関に使うと大変便利です。
画像出典:Panasonic
最近はダウンライトを複数用いて照明計画をする住宅が増えています。スイッチ側にセンサーが埋め込まれている『かってにスイッチ』を採用すればどのような照明プランにも対応可能です。
照明器具に人感センサーが埋め込まれている商品もありますが、『かってにスイッチ』であれば自動点灯から連続点灯に切り替えが簡単です。センサーの範囲も調節できるので便利です。
画像出典:Panasonic
トイレに使いたい換気扇連動『かってにスイッチ』
トイレに入った時は照明だけでなく、臭気を屋外へ排出するための換気扇も使用しますよね。トイレで用を済ませた後も一定時間は換気扇を回したいのですが、換気扇のスイッチを後ほどOFFにすることは普通はしません。
換気扇を回しっぱなしにすれば、エアコンで温めた(冷やした)空気を捨てる等しいため、連続運転するのはエコではありません。(エアコンの負荷が増える)
※第三種換気の様に連続運転を前提にした換気計画の場合もある。(エコではない)
そこで機能的なトイレ用の換気扇連動『かってにスイッチ』をオススメします。
画像出典:Panasonic
トイレに人が入ると照明と換気扇がONとなります。トイレから人がいなくなると数秒後に照明がOFFとなり、一定時間を経過すれば換気扇もOFFとなります。
・昼間は照明は反応無し・換気扇のみ反応
・朝夕方は照明と換気扇が反応
・深夜は眩しくないほんのり点灯モードになり換気扇が反応
生活のサイクルに合わせた運転モード設定が可能で何もせずともエコで快適な生活をサポートしてくれるスイッチです。
※メーカー指定品(Panasonic)の『調光可能型LED照明器具』や『調光器対応形LED電球』を使用が必要
足元注意!階段で使用する『かってにスイッチ』
夜中に暗闇の中、階段用のスイッチを押したりしていませんか?もし家族が知らないうちにダンボール等の障害物を置いていたら転ぶ可能性もあるので危険ですよね。
センサースイッチにすれば階段周りでスイッチを探す事もなくなり、一定期間点灯するので階段付近から離れる時もスイッチを切る必要がないため安全です。
画像出典:Panasonic
・簡単に手動で連続点灯に切り替えが可能
・点灯時間や調光設定も可能なので、夜中の点灯でも眩しくない
まとめ
普段何気なく使用している照明スイッチですが、製品を変えてみると思った以上に快適・便利に毎日を過ごす事が出来ます。これらの提案は住宅会社から必ず提案して貰えるものでも無いため、知っておくと良いですよ。
住宅建築のアドバイスや40代になって自身の変化、趣味・挑戦について記事にしてます。一級建築士/一級建築施工管理技士/宅建士